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2016年11月29日

最近、義歯を使用している方に
"毎日お手入れしているのに汚れが付くのはなんでだろう?"
と質問を受けました。
お話を聞いていくと、この方は入れ歯のお掃除は
"入れ歯洗浄剤に毎日漬けるだけで、漬ければどんな汚れも
きれいに落としてくれると思っていた"とおっしゃっていました。

最近テレビのCM等でもよく洗浄剤の宣伝を目にしますね。
洗浄剤は主に入れ歯の表面についている細菌を殺菌してくれる効果が
ありますが、その範疇を超えた汚れ(厚く付いてしまった歯垢、歯石)
が沈着してしまっていると洗浄剤だけでは汚れは落ちません。

入れ歯も自分の歯と一緒でブラシで磨いてお掃除していくことが必要です。
義歯専用ブラシもあるので専用の物を使っていくといいですね。
磨くときは流水、入れ歯専用の研磨剤を含まない洗浄剤、
中性の食器用洗剤を使ってもいいです。
この時に歯磨き粉は使わないようにしてください!
入れ歯に傷がついて、そこから細菌が増殖してしまいます。

入れ歯に使われている材質によって使用できる洗浄剤
お手入れの仕方も変わってきます。
歯科医院で自分の入れ歯に合ったお手入れの方法を確認しましょう。

歯科衛生士 マキ

前回の続きです。

歯周炎はお口の中の問題とどまらず、
全身の健康にも関わってきます。

歯周炎、これは歯周病ともいいます。

歯周病はむし歯よりも歯を失う確率が高い病気です。
そして歯は体の中の一番最初の消化器官です。
歯を失うことで今まで噛めていたものが噛めなくなったり、
食べたくても食べれないこともでてきます。

そうすることで体への悪い影響が及び、歯周病菌が全身の
様々な病気にかかわっていることが分かってきています。

歯周病と関係あるものとして、
・糖尿病
・動脈硬化
・心内膜炎
・胎児の低体重・早産
・認知症
・誤嚥性肺炎
・骨粗鬆症
などがあげられます。

また歯石が付いた歯をそのままにしておくと
菌血症という、血管の中に歯周病菌が侵入してしまう状態になります。

ほとんどの場合、日常生活の中で菌血症になった場合には
細菌が少量で血液中から即座に除去されるため
感染症を引き起こすことはないのですが免疫が低下していたり、
歯石のついた歯がそのままになっていると菌血症がほかの感染症や
敗血症と呼ばれる全身の重篤な反応の引き金となる可能性があります。

歯周病はむし歯と違い痛みがほとんどない病気です。
痛みが出たときには手遅れなことがほとんどです。

歯を失う前に、全身の健康を考えたときに、
生きるのに必要な食べること。その為には毎日の正しいお口お掃除
定期検診がとても重要です。

検診は最低でも半年に1回ですので、やはり毎日のセルフケアが
大切です。

鏡で、歯ぐきが腫れていないか、汚れがついていないかなど
チェックをしていつまでもご自身の歯で
おいしく食事をしていけるようにしていきましょう。


歯科衛生士  マヤ

私たちのお口の中にあるだ液には様々な役目があります。

食事をしやすくしたり、のみ込みやすくしたり、活舌を良くしたりなど
だ液はなくてはならない存在です。

だ液は年齢を重ねるにつれて、だ液の量が減っていきます。
とくに高齢になってくるとだ液の量が少なくなり、
食べ物が呑み込みにくい、話しにくいなどの症状が出てきます。

また、唾液は汚れを洗い流してくれる作用があり
汚れも歯にこびりつきにくくなります。
また口臭も減ります。

唾液が減った場合、水分(お水)をこまめにとったり
唾液が出るマッサージをして刺激を与えてみましょう。


歯科衛生士  マヤ

2016年11月21日

歯の痛みの原因はいろいろあります。
その、痛みの原因をしっかり診断してもらうことが大切です。
痛みの原因が歯の根の中だと思ってご来院された患者様がおりました。
しかし、むやみに治療するのはとの先生の判断でCTを撮影したところ
根には問題なく、噛みしめではないかとのことでした。
患者様に気をつけて生活をするようにお伝えしたところ、
次にご来院いただいたときには、
「意識して生活したら、今までの痛みがなくなりました。
 治療せずに痛みがなくなって嬉しい。」
とのことでした。
このような場合もあるので、よく先生に相談してみて下さいね。

受付 リサ

前回の続きです。

歯肉炎を知らず知らずのうちに放っておくと
軽度~中度の歯周炎になります。

歯ぐきが腫れて歯と歯ぐきの境目の溝が深くなります。
歯ぐきで細菌が増えたり口臭がかなりひどくなります。

歯肉炎とは違い歯周炎となるので
歯を支えている周りの骨が溶けてしまいます。

骨が溶けてしまうのは歯についた汚れや歯石を
体が歯ごと異物だと誤認してしまうため破骨細胞という細胞が
働き骨が溶けてしまいます。

さらにこの状態をそのままにしていると
重度の歯周炎になります。
中度で歯は揺れるようになりますが重度ではものが噛めないほど
グラグラになり痛みを伴います。

これをこのまま放っておくと歯が抜けてしまいます。

そして歯周炎はお口の中だけの問題ではありません。
続きは次回お話します。


歯科衛生士  マヤ

2016年11月15日

8020をご存知ですか?
日本歯科医師会が推進している
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
当院には80歳を迎え20本以上自分の歯を保っている方が
多くいらっしゃいます。
その方たちは、やはり定期検診やPMTCを欠かさず受診されます。
他にもお話を聞いてみると、共通点が多くあります。
・硬いものが好き(歯が欠けないように気をつけながら)
・野菜をよく噛んで食べる
・お肉が好き
・歯ブラシ以外の補助具(フロスや歯間ブラシ)を使っている
・健康には歯が大事という意識がある
私も見習って8020目指して頑張ります!

受付 リサ

2016年11月 8日

皆さんご自身のお口の中を鏡でじっくり観察したことはありますか?

健康な歯ぐきと歯肉炎、歯周病にかかっている歯ぐきはどう違うのでしょう。

健康な歯ぐきは歯ぐきの色が薄いピンク色で引き締まっています。

不健康な歯ぐきは、歯ぐきが赤く腫れてブヨブヨしていて、
健康な歯ぐきの高さより盛り上がっています。

この不健康な歯ぐきをそのままにしておくと、歯肉炎を経て歯周病
(歯を支えている骨の病気)になってしまいます。

まず歯周病になる前段階があります。
これが歯肉炎です。
歯ぐきのふちの部分が少し赤みを帯びていて、
歯磨きをすると血が出るなどの症状があります。

これは磨き残し(デンタルプラーク)や歯石が原因で歯ぐきに炎症が起きています。

このままにしておくと次の段階に進みます。

続きは次回お話します。

歯科衛生士  マヤ

2016年11月 1日

プラークを放っておくとどのような危険性があるのかお話します。

プラークを放っておくと歯と歯ぐきの境目の溝(歯肉溝)がプラークの
毒素によって歯ぐきの細胞が壊されてしまいます。
壊されて病的になった歯肉溝を「歯周ポケット」と言います。

この歯周ポケットは歯ぐきが歯からペロンと剝がれてできたわけではなく
歯ぐきの細胞同士が離れてできる亀裂なのです。

この亀裂の断面から体の中に細菌が侵入しないように
歯ぐきの細胞がどんどん根元の方へと下がっていきます。

このためプラークを放っておくと、(うまく歯ブラシで汚れを落とせていないと)
歯周ポケットが深くなっていきます。

どなたにでも歯と歯ぐきの境目には1~3mmの溝があります。
4mm以上になると歯周病の範囲になります。

「毎日朝、昼、夜磨いています」
という方でもお口の中を拝見させていただくと
歯と歯の間にはプラークが溜まっていたり
磨き残しが唾液の成分と混ざり合って歯石になっていたり・・・
磨いているけど磨けていないというのが現状です。

歯ぐきが腫れている方は
歯ブラシを新しくして、プラークの量を減らせれば
歯ぐきの腫れもおさまります。

歯磨きは歯の面についたプラークを落とす掃除でもありますが
歯磨きをすることで歯ぐきのマッサージにもなります。

歯ブラシで歯ぐきにある程度の刺激を与えることで
ブヨブヨと柔らかい歯ぐきもキュッと引き締まり、健康的な歯ぐきになります。

今の磨き方でしっかりプラークを落とせているかどうか
私たち歯科衛生士がチェックします。

ご自身のお口の健康、体の健康のためにも歯科医院での
定期的な検診を受けましょう。


歯科衛生士  マヤ

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初谷歯科医院 院長 : 初谷 宏一

医療法人社団NDO
初谷歯科医院
院長 初谷 宏一

www.hatsuya-dental.com

日本顎咬合学会認定指導医
日本歯内療法学会認定指導医

【所属学会】
 米国歯内療法学会正会員
 日本顎態調和法研究会
 日本ヘルスケア会員
 CBSベーシックコース主宰