知覚過敏① 四ツ谷・麴町駅近くの初谷歯科
年末になり寒さもだんだん増してきていますね。
寒いとお水が冷たかったり、風が冷たいですよね。
「口でスッと風を吸い込んだ時に歯がしみた」
「朝、口をゆすいでいて歯がしみた」など
知覚過敏の症状が出ている方が
少し増えてきたように感じます。
歯ぐきが下がったり、歯の表面のエナメル質が磨耗するなどの
原因があります。
知覚過敏の症状は、歯のエナメル質という硬い組織の
内側にあるやわらかい象牙質が露出してしまうことで発生します。
その象牙質の構造はストローを束ねたような
細い管が集まった構造になっています。
これを象牙細管と言います。
象牙質が露出すると、外からの刺激(冷たい飲みものなど)が
象牙細管を通って歯の神経に伝わり、
瞬間的に鋭い痛みをを感じるようになります。
また冷たい飲み物だけではなく温かいもので歯がしみる、
甘いものを食べたときにしみるなどの症状もあります。
これはまた後にお話しします。
次回は知覚過敏の予防、処置についてお話します。
歯科衛生士 マヤ