日中のかみしめ③ 四ツ谷・麹町駅近くの初谷歯科医院
前回の続きです。
今回はTCH(歯の接触癖)が及ぼす影響についてお話します。
まずは筋肉と顎関節への影響です。
筋肉に対しては、歯の接触による筋肉の疲労や痛みです。
顎関節に対しては歯の接触による持続的な力が関節に加わり、
顎の関節が圧迫され関節内の血流が悪くなり、
関節内で摩擦が起こり、痛みが出ます。
次に歯への影響です。
・金属の被せものが一部分ピカピカに光っている、穴があいている
・天然歯がすり減っている、天然歯が欠ける、詰め物が欠けやすい
・セラミックの被せものが欠ける、割れる
・歯にたくさんヒビが入っている(そのヒビからむし歯になることがある)
次に歯ぐきへの影響です。
・歯周病になっている人は特に歯周病が悪化しやすい
・歯ぐきが下がってしまう
次回歯の接触癖を回避する方法についてお話します。
歯科衛生士 マヤ